本の価格決定システムを考える

本の価格というのは、
あんまり内容と関係無いですよね。

一般の読者の人にしても、
520円の本よりも620円の本の方が面白そうだとか、
普通の人は考えないと思います。

他の商品ですと、
需要が高く多くの人が求めるモノは
「値段が高くなる」こともあったりするわけなんですが、
本の場合はそういうコトって無いんですよね。

これには様々な要素があると思うのですが、
その一つとして本の価格に占める割合として
印刷や製本、そして流通させると言う費用が
大きな部分を占めるというコトも
関係しているのかも知れません。

要するに絶対必要な費用を
まずペイすることを考えないといけない。

しかし電子書籍になると、
その辺のハードルは低くなるはずですから、
もう少し自由度をもって
価格のことを考えられるかも知れない。


例えば、沢山の人が読みたいと思えば
値段が高くなるという仕組み。

そう言うモノがあれば、
ちょっと面白いと思うんですよ。