雑記:キーボードを買ったというお話 その3

さて、環境をMacからWindowsにシフトさせるにあたって、
BTOで組み立てたパソコンを使っていたわけなんですが、
数百円でセット販売されていたキーボードというと、
106キーボードと呼ばれるキー配列のもので、
一応テンキーまで付いたフルサイズのモノだったのですが、
実にお粗末なものでした。
いや、普通には使えるんですけれどもね。


※106っていうのは、こんな配列のありふれたやつですな。


手に入れた某ショップブランドのキーボードは、
まずペラペラで軽い。
実は、これたくさんキー入力する人にとっては結構重要な所で、
キーを打つときの安定感に関係してくるのですよ。
重くてしっかりとした作りのキーボードを
打ったことが有る人ならばわかると思いますが、
安定しているという事はキーを入力した時の振動なんかを吸収してくれて、
「ここを打てば間違いが無い」というような、
安心感みたいな感覚をもたらしてくれます。

あとこのキーボードのダメだなぁと思った所は、
キータッチが悪い。ぐにゅぐにゅする。
安物のメンブレン式にありがちな、反発が一定しない感じがありました。
もちろんメンブレン式って言っても、
非常にうまく調整されて打ち心地が良く
評価されているものも有るのですけれども、
安いのは良くないものはダメですな。


評判の高いメンブレン式のキーボードの一つ


1万円超え。定価ベースで18000円ちょっと
私は使ったことは無いのですけれども、
そもそも数百円のとは比べたらダメですな。


しかし、おまけでついてきた感じさえする
手元の安物メンブレン式のは、
キーを叩いていても打てたのかどうかもよくわからなくて、
打っていて心地悪いというか、疲れる感じがしますよ。

こら使えんと。

速攻で、それで古いコンパックに付属していた
キーボードをひっばりだしてきたわけなんですな。

もしかすると慣れると、
案外打てるっていう事も有るのかもしれませんし、
こういうのが好みだっていう人もいらっしゃるかもしれないんですが、
ワタクシはダメだったなぁっと。



で、この一方で、実はワタクシは他にも色々とキーボードを使っておりました。
仕事で使っていたのがデルのディスクトップのパソコンに付属していたキーボードやら
HPのについてたもの、IBMに付いていたものなどですな。
とりたてて打ちやすいとか打ちにくいとか言うのは、
印象に残ってないですな。
あっ、どっかのメーカーのキートップの加工が、
つるつるしていて打ちにくかったと言うのはあります。
その程度でしょうか。
おまけキーボードよりはマシでしたが、
正直あえて使おうとは思わない。

ノートパソコンは富士通のを使ってたこともあるのですが、
これはあんまりいい印象はありません。
その一方で、MacのMacBookG3というパソコンは、
キーの機構がパンタグラフ式のキーボードで、
テンキーレスの小型の配列だったのですけれど、
結構、打ちやすくて原稿なんかを書いておりました。
反発が軽やかでも打った感じがある。
ストロークが浅めなので素早いタイピングにも向いている気はします。

しかし一般的にパンタグラフ式は、耐久性が無いといわれているわけで、
私の場合も、酷使しているうちにいくつかのキーが壊れてしまいましたですよ。
その後、何台かMacのノートパソコンを買っているのですが、
後のはいずれも凡庸な印象。


そういった事もあって、
パンタグラフ式のキータッチには、
悪い印象を持っていないワタクシでございますが、
長らく使っていたコンパックの付属キーボードが、
いよいよダメだとなっときに、
ディスクトップでもパンタグラフ式っていのが
候補になってきたわけであります。